2016/7/12 16:12:44

撃退しよう!ノミ・マダニ対策マニュアル

    1.寄生されると厄介!皮毛に住まれる前に対策しよう

    皮毛に潜む恐怖!一年中対策を!

     「ノミ」や「マダニ」と言うと、特に湿気の高い時期や、気温が高い夏に対策が必要になると考えがちではありませんか?「マダニ」はその印象通り、季節性のケースが多いのですが、「ノミ」はその限りではありません。日本の家は元々ノミが生存できる環境である「13度以上の気温」を一年中保っている場所が多いため、一年中警戒が必要となるのです。また、マダニにおいても繁殖期以外でしなければならない対策があります。オールシーズン油断をせず、ノミやマダニの対策を行いましょう。

    2.ノミへの対策

    ノミはどんな外見をしていて、見つけたらどうしたらいいの?

     ノミは、肉眼では確認が難しいほど小さく、パッと見た印象は「黒い点」と表現することがもっとも近いでしょう。小さな黒ゴマよりも小さな粒がコーギーの皮毛の中で動いたなら、それはおそらくノミかと思われます。もし、動かなかったとしても、それはノミの死骸や糞の場合があるので見つけ次第取り除いた方が良いでしょう。
     
     ノミは主に「ノミ取りグシ」を使用して取り除くと良いでしょう。抜け毛と一緒にノミも取れるはずです。ノミが住み着きやすい「お尻」や「尻尾」、「耳」付近は特に念入りに行ってください。もし、動く黒い粒が取れた際には、ティッシュなどで潰して駆除するようにしましょう。

    ノミに寄生されるとどんな症状が出るの?

     ノミに寄生されると真っ先に挙げられる症状が「アレルギー性皮膚炎」です。ノミが増殖するほど、その症状は悪化していき、発疹や脱毛にまで発展します。また、強いかゆみからスストレスの影響も懸念される他、該当箇所を搔き毟ることによって化膿し、膿皮症を発症するケースもあるので注意が必要です。

    ノミへの予防・対策

    首輪

     ポピュラーな対策としては、「ノミ取り首輪」や「ノミ取りシャンプー」が挙げられますが、その効果は局所的であったり一時的である場合があります。最もお勧めできる対策は、「スポットオンタイプの駆虫薬」を使用することです。駆虫薬については、獣医さんに相談して処方してもらうと良いでしょう。
     
     なお、家の中においても「ノミが住み着かない環境」を作ることが大切です。もし、ペットを複数匹、あるいは複数種類飼っている場合は、同じタイミングで対策を行うようにしましょう。一斉に駆除し、併せて家具などに住んでいるノミや残った死骸も駆除することでよりノミへの対策を強化します。家具への対策としては、ノミ対策用のスプレーを使用したり、カーペットや布団は掃除機掛けや天日干しを行って死骸ごと駆除するようにしましょう。

    3.マダニへの対策

    マダニはどんな外見をしていて、見つけたらどうしたらいいの?

    マダニ

     マダニは実際にどのような外見をしているかご存知でしょうか。ご覧になったことがない方は吸血前と吸血後のあまりの変貌ぶりに驚かれるかもしれません。
     
     マダニは吸血の前後に関わらず、肉眼で確認できるサイズですが、吸血前だと写真のように小さな蜘蛛のような外見をしています。ところが、吸血後は直径1センチほどまでパンパンに膨れ上がり、一目見ただけでは膨れた身体で四肢が見えなくなっているため、「虫」に見えないかもしれません。なお、膨れ上がったマダニの皮膚は非常に薄くなっているため簡単に潰れてしまいます。マダニを潰した後に出る体液は有害なため、人もコーギーも触れないようにしましょう。取り除く際は直で触れることは避け、ビニール手袋などをはめて潰さないよう取り除くか、不安であれば獣医さんへの相談も検討することをお勧めいたします。

     

    皮膚炎だけじゃない!?本当に怖いマダニの影響

     それでは、実際に寄生されるとどのような症状が出るのでしょうか。まず思いつくのはきっと、皮膚が荒れる「アレルギー性皮膚炎」でしょう。マダニが複数匹寄生した場合、吸血による貧血も可能性として挙げられます。
     
     しかし、マダニによる恐ろしい症状はそれだけではありません。本当に恐ろしいのは、マダニによって媒介されてくる病気です。マダニは「バベシア症」や、「ライム病」、「Q熱」といった病気を媒介してくる可能性があります。これらの病気はいずれも命に関わることがあるため、感染は絶対に防ぎましょう。

    マダニへの予防・対策

    草むら

     マダニに寄生されることを防ぐには、まずマダニがより発生する場所に向かう際に対策を行うことが大切です。マダニが生息しているのは、主に森林や草むらですので、もしそういった場所にコーギーと行く場合は、事前にスポットオンタイプの駆虫薬や、ダニ対策用の首輪をするなどの対策を行っていきましょう。
     
     なお、予防方法として「洋服を着せる」方もいらっしゃいますが、マダニは洋服から出ている四肢などに飛びついて寄生してしまうため、あまり有効的であるとは言えません。ただし、最近では防ダニ効果が付与されている洋服も出ていますので、もし着せるのであればそういった効果が付与されているものを選びましょう。