2016/3/11 19:05:25

もっとお利口わんちゃんに!成犬コーギーのしつけ

    1.コーギーのしつけ ~はじめに~

    主導権を奪われないように注意しよう

    コーギー

     しつけの大前提として、飼い主さんが主導権を握っていることが重要となってきます。子犬の次期に「可愛いから」と言って甘やかしてばかりいると、いつのまにかわんちゃんが主導権を握っており、全く言うことを聞いてくれないといった事態にもなりかねません。わんちゃんと接するときは常に飼い主さんが主導権を持つようにしましょう。
     わんちゃんが主導権を持っている場合、それが顕著に表れるのは散歩のときです。わんちゃんが率先してリードを引っ張っている場合、主導権がわんちゃんに在る可能性があります。もし、散歩のコースをわんちゃん任せにしているようであれば、飼い主さんがコースを決め、誘導してあげましょう。誘導する際には、少しリードを短めに持つと誘導しやすいかと思います。また、電信柱や道端などで匂いを嗅ぐ仕草をする場合は、やめさせることをお勧めいたします。名前を呼んで誘導したり、引っ張って誘導しても良いでしょう。匂いを嗅ぐことを許していると、主導権がわんちゃんにいきやすくなったり、拾い食いをしてしまったりする場合があります。また、他のわんちゃんが排泄をした跡などを嗅いでいた場合、最悪感染症にかかってしまう可能性があります。匂いを嗅ぐこと自体はわんちゃんにとって自然な行動ですので「かわいそう」と思われるかもしれませんが、そういったことを予防するためにも、散歩中に匂いを嗅がせることは防いだほうが良いでしょう。

    2.コーギーのしつけ ~基本編~

    まずは「お座り」を覚えさせよう

    お座り

     しつけにおいてもっとも重要なことは、「褒めること」です。また、基本的なしつけを行う際は、おやつなどのご褒美を用意してあげると良いでしょう。わんちゃんのモチベーションが上がり、グンとしつけやすくなります。ただし、ご褒美を与えすぎないように注意してください。
     「お座り」のしつけ手順としては、わんちゃんにご褒美を見せた上で、「お座り」の体勢に誘導し、できたらたくさん褒めながらご褒美を与えます。「お座り」の体勢に誘導することが難しく感じるかもしれませんが、以下手順で行うととても簡単ですので参考にされてください。
     
     ▽「お座り」を覚えてもらうための手順
     ——————————————————————
     1.わんちゃんに手のひらに乗せたご褒美を見せ、「手にご褒美を持っている」ことを認識させます。
     2.「お座り」と言いながら、ご褒美が乗った手をわんちゃんの頭の上のほうへ持っていきます。
       ※わんちゃんの胸が沿るように誘導してあげてください。
        自然に頭が上を向くことによって、わんちゃんが自分でお座りしてくれます。
     3.「お座り」ができたらたくさん褒めながら、ご褒美をあげましょう。
     ——————————————————————

    次は「待て」を覚えてみよう

    しつけ

     「待て」は、「良し」と言うまで動かずに待つことを教えていきます。なお、わんちゃんが混乱しますので、命令語は統一するようにしましょう。イントネーションもできる限り統一するとわんちゃんの混乱が避けられます。「待て」を教えることができれば、飛び出し行為などを防止させることができるため、ぜひ覚えてもらいましょう。また、「待て」のしつけ手順としては、「お座り」を覚えておくことが前提となりますので、「お座り」を完璧に行えるようになってから行うと良いかと思います。
     
     ▽「待て」を覚えてもらうための手順
     ——————————————————————
     1.わんちゃんに手のひらに乗せたご褒美を見せ、「手にご褒美を持っている」ことを認識させます。
     2.わんちゃんに「お座り」させます。
     3.おやつを持っていない方の手の平をわんちゃんに向け、
      ハッキリした口調で「待て」と言い、持っていたおやつを置きます。
      ※わんちゃんが興奮することを抑えるため、静かな声で言うと良いでしょう。
      ※わんちゃんが動こうとしたら再度手の平を向けて「待て」と言い、動きを制止します。
     4.ある程度時間が経ったら「良し」と言い、おやつをあげながらたくさん褒めてあげましょう。
      ※慣れてきたら「3」のタイミングで飼い主さんが少しずつ離れ、
       距離を置いた上での「待て」も覚えてもらいましょう。
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    「待て」のしつけの上で大切なことはたくさん褒めることはもちろん、「何度も成功を繰り返す」ことです。最初は思い通りにいかず、ついイライラとしてしまうかもしれませんが、わんちゃんを叱るよりも、根気強く行い、成功したときに褒めてあげることに全力を注ぎましょう。

    3.コーギーのしつけ ~無駄吠え編~

    「無駄吠え」のタイミングを意識しよう

    吠え癖

     コーギーは元々牧羊犬であり、吠えることも仕事の内でした。そのため、本能的に吠えることが多く、特に威嚇する際や警戒している際が多いかと思います。子犬の頃のパピートレーニングで社会化が成功していれば、そういったことが理由で吠えることは少なくなります。しかし、寂しさから吠えてしまったり、ストレスから吠えてしまう場合などもあるため、社会化が成功していれば吠え癖も完全に予防できるとは言いきれません。
     無駄吠えへの対策を行う最、一番重要なことはあくまで「無駄な吠えをなくすこと」です。「吠えること自体を叱る」というよりも、「吠えるべきじゃないタイミングにて発生した吠えを制限する」ことが大切かと思います。以上を踏まえて、「無駄吠え」が発生したタイミングを意識しつつ、しつけを行うと良いでしょう。

    「無駄吠え」が発生した時の対処

     「無駄吠え」への対処として効果的で、かつすぐに始められることは「無視をすること」です。特に寂しくて吠えている場合はなおさら効果的でしょう。そして、「無駄吠え」が止まったタイミングで思い切り褒めてあげます。そうして「吠えることをやめると良いことがある」と教えてあげると良いでしょう。
     その他にも、すでに「お座り」や「待て」などのしつけが完了しているわんちゃんであれば、その命令を行うことで、一度頭をリセットさせることも効果的です。そして、その命令どおりキチンと従えた際には、たくさん褒めてあげましょう。
     どの対処方法にも共通して言えることが、「上手にできたらたくさん褒める」ことです。逆に、やってしまいがちで、かつ避けるべきことは「名前を呼んで注意する」ことです。これを行うと、かまってもらえたものと錯覚してしまい、無駄吠えが加速してしまう場合がありますので注意しましょう。