2016/2/9 11:36:20

ウェルシュコーギーペンブロークをお迎えする前の準備

    1.コーギーは室内で飼育しよう

    コーギーを飼いたい!屋外と室内どっちがいいの?

    ウェルシュコーギーペンブローク

     たくさん走り回る元気いっぱいなコーギー。「じゃあ庭でたくさん遊んだ方がいいだろうから、屋外で飼育しよう」と思われる方もいらっしゃるのではないかと思います。しかしながら、コーギーは元々牧羊犬として飼い主と一緒に仕事をし、「一匹で過ごす」という習慣がないわんちゃんです。そのため、あまり家族と触れ合うことができない屋外での飼育はおすすめできません。普段は室内で家族と一緒に生活を行い、時々見守りながら庭などに放してあげることが理想的でしょう。

     
     

    室内で飼う上で準備しておきたいもの

     「じゃあ室内で飼うには何が必要だろう」といった疑問が浮かんでくるかと思います。
    室内で飼うためには以下のようなものを事前に準備しておくことがお勧めです。
      <用意したい場所>
       ・生活スペース
       ・トイレスペース
      <用意したい物>
       ・犬用トイレ
       ・サークル
       ・ハウス、あるいはベッド
       ・子犬用のエサ
       ・エサ用の食器、水用の食器
       ・おもちゃ
     生活スペースとは、わんちゃんが寝たり遊んだりする空間のことです。
    子犬の頃はサークルで分けてしまうことも良いかと思います。トイレスペースとは、そのままトイレの場所です。
    生活スペースと分けることにより、よりトイレトレーニングが行いやすくなります。
     コーギーはご存じのとおり、胴が長く足が短いわんちゃんです。
    そのため、階段の下りが他の犬種よりも急勾配となり、家族のいない間に怪我をしてしまう懸念などもあります。
    また、好奇心旺盛な性格ですので、キチンとしつけされていない内は家の中の物にイタズラしたり、壁をガジガジと噛んで壁紙をはがしてしまうことも…。特に子犬の内は、そんなシーンの予防にもなるサークルの利用をお勧めします。
    なお、コーギーはとっても遊び好きなわんちゃんですので、幼い頃からおもちゃなどで遊んであげるととても喜びます。室内で遊ばせるなら、ボール遊びなどがお勧めです。

    室内に潜む危険を排除しよう!

    危険

     室内にはわんちゃんにとって様々な危険が潜んでいます。
    一番良い例が電気コードです。特にコーギーは子犬の頃、噛み癖を持つ子が多いので注意しなければなりません。もし電気コードを噛んで、わんちゃんが感電したら・・・なんて、考えたくないですよね。また、場合によっては火事を引き起こしてしまう可能性も考えられます。そんな危険を未然に防ぐためにも、お迎え前に電気コードは隠す、あるいは保護を行い、安心してわんちゃんを迎えられるようにしましょう。具体的には、わんちゃんが届かないような場所に置くこと、ホームセンターなどで売っている電気コードの保護グッズを買って使用する、などが有効的な手段です。もちろん、噛まないようにしつけを行うことも大切ですが、お迎え前にできる準備はぜひ行ってください。
     また、好奇心旺盛なコーギーは、何でも口にくわえたり、食べてしまったりすることがあります。口に入るサイズのものは床に置いておこないほうが賢明でしょう。特に、除草剤や殺虫剤などは危険です。これまでペットを飼ったことがない方は特に、意識的に床に物を置かないよう心がけてください。

    2.お迎え前に知っておきたい豆知識

    遺伝性疾患について知っておこう!

     病気の中には、「遺伝性疾患」というものがあることをご存知でしょうか。これは遺伝によって発症する恐れのある病気のことで、原因が遺伝であることから、両親がその疾患を患っていないことが一番の予防策とも言えます。
     遺伝性疾患の中には、特有の犬種のみ患いやすい病気があり、コーギーも例外ではありません。「変性性脊髄症」と呼ばれる、通称「DM」と呼ばれる病気がコーギーが発症する可能性のある遺伝性疾患です。この病気は10歳前後で発症し、四肢が動かなくなった後、呼吸困難になって死に至ります。残念ながら、現状多くのコーギーが疾患の原因となる遺伝子を保有していると考えられています。ただし、保有していても100%発症するわけではありません。
     それでも可能ならば、該当遺伝子を保有していないコーギーをお迎えしたいかと思います。前述のとおり、該当遺伝子を保有していない両親を持つ子供を迎えることが一番の予防となります。そのため、お迎え時に両親が該当遺伝子を保有していないか確認を行うことが、現状もっとも有効的な手段と言えます。ペットショップやブリーダーの間でも、該当遺伝子をもつ個体の繁殖を控える動きが出ているようですので、お迎え時に一言確認を行うことをお勧めいたします。

    フィラリア予防と狂犬病予防は飼い主の義務!

    ワクチン

     「フィラリア」、「狂犬病」というと、ペットを飼ったことがない方でも耳にしたことがあるのではないでしょうか。「フィラリア」ワクチンと「狂犬病」ワクチンの摂取は飼い主に義務付けられています。動物病院などから通知が届きますので、キチンと受けるように心がけましょう。
     また、ワクチンを摂取するだけでも定期的に通うことになる上に、やんちゃで好奇心いっぱいのコーギーは、怪我をしてしまう可能性もないとは言い切れません。そのため、わんちゃんを迎える前から、通うことができる動物病院を調べておくことが望ましいです。もし、身近に愛犬家がいるなら、お勧めの動物病院を教えてもらうことも良いでしょう。動物病院によって受付時間が異なってくるため、開業時間についても把握しておくことをお勧めいたします。コーギーは成犬になると中型犬ほどの大きさとなるため、公共の交通機関を使って移動することが難しくなるかと思われます。移動手段のこともキチンと踏まえた上で通うことができ、清潔で腕の良い獣医さんがいる動物病院を探しましょう。